東京都の離島「神津島」が星空保護区認定

東京都の離島「神津島」が星空保護区認定

全島保護区指定、ダークスカイ・アイランドが誕生

東京都の離島である神津島が、国際ダークスカイ協会(IDA)により「ダークスカイ・アイランド※」に認定されました。沖縄県の西表石垣国立公園に続く日本で2番目の星空保護区となります。

※認定カテゴリはダークスカイ・パークですが、神津島は「ダークスカイ・アイランド」の呼称を使用することがIDAに認められました。

古くから神々の集まる場所として島の人々の信仰対象となっている天上山

神津島は、東京の都心部から南へ約180kmに位置する伊豆諸島の島の一つで、東京都内から高速船で4時間、飛行機で30分でアクセスすることができます。面積は18.58km²で、島の中央にそびえる天上山を中心に豊かな自然が広がり、海の水質と透明度は日本一にも選ばれています。

島の大規模な街灯改修による環境配慮型の街おこし

神津島では非常に暗い夜空が保たれており、星空観賞のために観光客が多く訪れます。村ではこの貴重な夜の自然環境を保全するため、光害防止に関する条例を新たに制定し、島内にある屋外照明の大規模な改修工事を短期間で進めました。これにより島の夜の光環境を一変させた、その驚くべき成果はこちらの記事で確認することができます。

IDA東京 越智信彰代表のレポート
東京からの報告:小さな島の大きな成果

一つの自治体で、人口が集中する居住エリアや生活圏も含めた全域で行われた光害対策は、日本国内で初めての事例で、持続可能な環境配慮型の新しい地域振興のモデルケースとして、今後この動きが他の地域に波及していくことが期待されます。

ラスキン・ハートリー氏(国際ダークスカイ協会エグゼクティブ・ディレクター)「神津島が、日本の光害のトレンドを大きく変え、星空保護のために行った活動を大変誇りに思っています。神津島は、光害を効果的に削減する方法、責任ある屋外照明の取り扱いについて、大変素晴らしい事例を示しています。」

越智信彰氏(国際ダークスカイ協会東京支部代表、東洋大学准教授)「日本で2番目の星空保護区が東京に誕生したことは、世界中で驚きと称賛をもって迎えられることでしょう。神津島村の夜の光景は、光害対策型照明への交換によって、星空・環境・住民に優しいものへと大きな変貌を遂げました。自然環境を大切にし、星空を保護する先進的な取り組みを推し進めた神津島村と、関係の方々に敬意を表します。」

前田弘 神津島村長「この『星空保護区認定』の瞬間を心待ちにしておりました。認定された意義を深く受止め、未来永劫、『この神津島の美しい星空』を保護していくことを誓います。今後も、星空ツアーなどで多くのお客様に訪れていただけるよう、受入環境を整備してまいります。『ダークスカイ・アイランド』神津島をどうぞよろしくお願い申し上げます。」


IDA Website
Kozushima Island (Japan)

IDA Press Release
Tokyo’s Outlying Island, Kozushima, is Recognized as a Dark Sky Island

神津島村プレスリリース
東京都初!星空保護区認定決定


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